踵痛やアキレス腱炎は、過度のスポーツやアキレス腱を酷使することにより炎症を起こします。
踵骨が内側に傾き、アキレス腱の内側が伸ばされて炎症が起きて痛みが出ますが、偏平足が原因だと言われています。
また、足に合わない靴を履き続けると、足の横アーチを作る中足関節の靭帯が緩んでしまうことも起因します。
アキレス腱が付着しているすぐ上に、踵骨後上隆起という骨の出っ張りがあります。
過度のスポーツや踵の安定しない靴を履き足関節の曲げ伸ばしを繰り返すと、アキレス腱がそれに当たり、腱と骨が付着する接点に損傷が起きて滑液包に炎症が生じやすくなってしまうのです。
【アキレス腱炎を引き起こす要因】
@腓腹筋、ヒラメ筋、太もも裏側の筋肉の、筋力と柔軟性の低下
A足首が硬い(足首の可動域制限)
B気温の低下
C間違った靴選び
D下肢〜足部の構造的異常、バランス
Cは、サイズの合っていない、硬すぎるソール、踵の安定性に乏しい、ヒール部分のクッションが低すぎるものなど。
Dに関しては、荷重時に引っ張りや捻りの力が加わりやすい回内足、O脚、足裏のアーチ不整、アキレス腱が硬い、踵の骨の変形、ボディバランスの悪さ(着地時の膝の使い方や足の着き方など)などが考えられます。
以下では、自分でできる足底筋強化の治療法を紹介しています。
まずは、足底筋の強化をしましょう。
【自分でできる治療】
・5本の足指でタオルをたぐり寄せる
・5本の足指でタオルをつまみ上げる
・足の指でグー、チョキ、パーと動かす
・足の指の間にガーゼなどを挟む
・膝を少し曲げた状態で床に座り、左手の指で右側の足の親指を持ち、指が内反するように回し、足の親指を広げるように引く
・膝を少し曲げた状態で床に座り、股関節を外側に広げ、5本の足の指の間に手の指を入れて左右に回す
・O脚の人は歩行時に、踵の小指側に体重をかけないように、踵の親指と意識して歩く
・休みの日は鼻緒のあるサンダルなどを履く
・つま先の細いヒールを避ける
・アキレス腱、腓腹筋、ヒラメ筋のストレッチを入念に行う
誰でも簡単、安全に自分でできる治療法としていかがでしょうか。